2013年5月2日木曜日

じゃあ何故HTML5なのか? | HTML5,CSS編

こんにちは、allWeb受講生digidog(デジドック)です。少し前回の歴史を振り返った事の続きになりますが、XHTML1.0を2000年に開発されてから、何故、HTML5が誕生したのか?を、勉強したところからご紹介しますね。

1.文法が厳格な為エラーが多発な為ハンドリング回避

前回も紹介しましたが、XMLを元に作られたXHTMLは文法が非常に厳格であるという点。これをすべてをクリアできない為にエラーがでまくる訳ですね。いちいち間違った文法を正常の状態にする処置をしていたのでは、「ブラウザに負担がかかってしまう」ここはポイントですね。

2.セマンティクスの強化

セマンティクスとはHTML5のマークアップを勉強していくと、より、解りやすいのですが、一般的には「意味」という事です。ここでいう、「意味」とその「強化」とは、ユニバーサル的に(条件の違う環境の人だけではなく、ブラウザにも)文書や情報の持つ意味を正確に解釈させること。これをさらに強化させる方法として、マイクロデータにも注目しています。

そして誰が作ったのか

Webの歴史をみてきたように、仕様が変更されるまでには年月がかかる。そのうえ、厳格な仕様の為に負担がかかるデメリットなどを、疑問とする人たち。ブラウザ(Web Hyper Application Technology Working Groupe )と、Web標準を進めるW3Cとの共同作業で作成されます。ここでHTML5作成のプロセスにもふれていました。

HTML5作成プロセス

またまた図にしてみました。はじめは、W3Cで勧告されてからブラウザへ実装、といったプロセス。しかし、なかなか長い道のりのわりに、XHTMLなどは普及しない。

ならばそこで、逆にブラウザ側から既に実装できてるよ!ってところで、仕様書を作成しW3Cに提出。ばんばん仕様書が出来ちゃいます。仕様書を作るのがブラウザですから、ここでちょっとしたブラウザ戦争のような力関係によって技術の実装性に影響を与える事になり、ころころ変わる仕様も勉強しなくてはなりません。

技術はどんどん進むが基準は守って

ここで「HTML5はウェブアプリ」、という話がありました。HTML5は改名された名称で、実は“Web Applications 1.0”という名の下、開発されていた経緯があります。HTMLとCSSとjavascript、この関係を通して、ウェブアプリの本格化へと進みます。

最低限のルールとして、HTMLはアウトラインを明確に、セマンティクスの確立。CSSは装飾、javasriptは動的なアプローチでよりユーザーに使いやすく。それぞれが明確な役割を持ち、間違いを起こさないようにしっかり分けることで、HTML5は形成されます。そして、HTML5の機能を存分に使う為には、それぞれの技術の知識を学ぶ事も必要なのだということでした。というわけで、次のステップCSSレイアウト講座もきっと受けようと思いました。

次回いよいよ制作本題、HTML5の基礎文法を学んだところから、始めたいと思います。

このブログについて

まだまだ勉強中の受講生ですので、間違った解釈や記載などがありましたら、ぜひ投稿をお願いいたします。さらに勉強していきますので、よろしくお願いいたします。

0 件のコメント :

コメントを投稿