Googleランキングが下がる？スマホサイト最適化は必須！正しいRWDに解決策あり！

こんにちは、allWebクリエイター塾、受講生のdigidog（デジドッグ）です。今日は、スマートフォン制作において、Googleから重要なお知らせがありましたので、勉強の為にまとめてみたいと思います。

6月11日（火）にGoogleから「スマートフォン向け検索でのランキングの変更について」の発表がありました。

これは、Google が考える、「スマートフォン向けユーザーが快適に検索体験が出来る」それにふさわしいサイトを用意しましょう。その為には、スマートフォン向けユーザーの、サイトを閲覧する際に遭遇する支障を軽減する為、いくつかの問題な設定をしているサイトの順位を変更するという事です。以下は多く見られるミスについてピックアップしています。

allWebでもスマホサイトのミス対応リストを作りましたのでご利用ください

リダイレクト先について

スマートフォンユーザーが、デスクトップ向けの（PC用）ページを訪れた場合のスマートフォンサイトへのリダイレクト先が、目的のページと関連性の低いページにリダイレクトされる設定にしているサイト。

404エラーページについて

スマートフォンユーザーがディスクトップ向けのページを訪れた際、404ページを表示する場合があるが、これは避けましょうとの事。

商品の詳細を調べようとスマートフォンサイトから、ディスクトップ向けページを訪れたら、スマートフォンページのトップページにとばされてしまった場合など。

先にあげた間違ったリダイレクト先と同じく、訪れようとしていたデスクトップ向けのページと同等のスマートフォンサイトのページがあるなら、そっちへリダイレクトするべきであり、なければ、そのままディスクトップ向けのサイトを表示した方が、404ページや、関連性の低いページを表示するより、はるかにユーザにとって良いUXとなる。どちらも要は、ユーザーが目的としているコンテンツにたどり着くように設定しなければならない訳です。

振り分けされるリダイレクトについて

どの携帯端末からのアクセスでも、正しくリダイレクトができていなければなりません。例えば、Android ユーザーだけがモバイル用サイトにリダイレクトされ、iPhone やWindows Phone のユーザーはリダイレクトされないような場合がないということ。

そもそもこの面倒な振分け自体がなければ問題ない訳で、やはりここはRWDで作成した方が、リダイレクトの心配もないし、メンテナンスだって楽ですよねー。

動画が表示されない

デスクトップ環境では再生、表示されている動画なのに、スマートフォン端末では再生されない動画が埋め込まれたページ。（Adobe Flashプレーヤーを必要とするページなど）これも同じく目的のコンテンツが提供されない状態なので、出来るだけ多くのスマートフォンユーザーに、コンテンツを提供できる環境を用意する事が望まれます。

Googleは最後に

Google曰く

ウェブマスターにとって、「スマートフォン サイトによく見られるミス」で挙げているミスを防ぐことはとても重要です。可能な限り多くの種類のモバイル端末やオペレーション システム、またはそれらのエミュレーターで、掲載した動画の閲覧も含めたテストを行ってみてください。

そして「携帯端末に最適化されたウェブサイトの構築方法（推奨事項）」や「スマートフォン サイトによく見られるミス」などで紹介している内容を良くチェックしましょう。

「モバイルファースト」「RWD」を正しく学んでいればこんな事にならない

きちんとしたRWDで制作されたサイトは、モバイルファーストの考えからはじまり、そもそもそんな設計にはならないはず。モバイルコンテンツの制作の考え方について、allWebでは「A LIST Apart」の記事の日本語訳ブログを公開しています。今回参考になるページや、コンテンツストラテジーについての記事を是非読んでみてください。そもそも突貫工事のようなサイトになりうる訳がない事が、よく理解できるはずです。

A LIST Apart から引用

ユーザーが決める、どんなプラットフォーム上においても、そしてどんなフォーマットでも、ユーザーがコンテンツを得られるようにすることは制作者のタスクである。ユーザーが、どのように、いつどこで、コンテンツを読みたいかを決めるのだ。ユーザーに素晴らしいエクスペリエンスを提供することは制作者の挑戦であり責任である。

Web制作者として、この考え方が大事なんだと思います。今後もそんなサイトを制作できるよう、日々勉強していきたいと思いました。